福井県にある越前漆器 漆塗師屋「漆琳堂」の製品取り扱いを新たにさせていただきます。
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⬜︎越前漆器とは
福井県鯖江市を代表する伝統的な漆器。越前漆器の起こりは、約1500年の昔にさかのぼり、第26代継体天皇がまだ皇子のころ、こわれた冠の修理を片山集落(現在の福井県鯖江市片山町)の塗師に命じたところ、その見事なできばえに皇子は強く感動。片山集落で漆器づくりを行うよう奨励され、今日の越前漆器の始まりと伝えられています。また、越前には古くからたくさんの漆かき(漆の木にかき傷をつけながら漆液を採集する職人)がおり、最盛期には全国の漆かきの半数を占めたといわれています。日光東照宮を建てるとき、徳川幕府は大量の漆液の採集を越前に命じたとも言われ、その高評価の漆かきの存在も越前漆器の産地形成に大きな役割を果たしています。
越前漆器の特徴は、漆を塗り重ねることで上品かつ艶やかな塗り肌がありつつも、軽さと丈夫さも兼ね備えていること。普段の料理、漆器がさらに美しく美味しく引き立ててくれます。